
奈良の中心部より西にある薬師寺に行ってきました●
価格 大人800円(特別展示の際1,100円)●
営業時間8:30~17:00(年中無休)●
場所 近鉄西ノ京駅より徒歩1分
恐ろしいです。
何が恐ろしいって1月の野郎がですよ。6月から始めたダイエットも順調に努力を重ね、8キロ減らす事に成功したんです。
それが…それが…。1月は2キロ太ってもうた…。
忘年会にお餅、そこからの新年会にお餅。寒いと運動もしなくなりました。
いかん、運動しなきゃ。
世界遺産である薬師寺まで行ってきました
そんな訳で久しぶりに自転車にでも乗ろう。
折角なら行ったことの無い、もしかしたら小学校の遠足とかで行ったかもだけど記憶に無い薬師寺まで行くことにしました。

スタートはこちらJR奈良駅から。グーグルマップで調べるとここから薬師寺まで徒歩50分ほどでした。
8時頃に出発。気合い入ってるぜ。

気持ちよく自転車を漕いで国道24号線までやってきました。ここまでで距離半分ってとこです。
ここまで来るのに道に迷った迷った。
住宅地の中の道が行き止まりが多かったのです。方角的にこの道かなーって選ぶと大体行き止まりでした…。

案内板を見た時はちょっと興奮。想像よりもなかなか遠かったです。
左に薬師寺。右に唐招提寺の交差点まで来ましたよ。薬師寺の後には唐招提寺にも行こうかな。
あと一息で到着です。
薬師寺に到着しました
さー、薬師寺に到着しましたよ!
こちらは南門です。写真左には駐輪場がありました。
朝早いのもあるけど、めちゃめちゃ静かです。興福寺とか東大寺の賑やかさに慣れてしまったこの体には新鮮に映るぜ…。

ででん。言うまでも無し、薬師寺も世界遺産でございます。
東大寺、興福寺、元興寺、春日大社に続いて奈良の世界遺産巡り達成です。嬉しい。

薬師寺の仁王像は当時の彩色を色強く残しておりますね。ジョジョ立ち。

南門は室町時代後期に建てられた西門を、焼失した南大門の基礎の上に移したものなんですって。
瓦の色合いや風合いが時代の重みを伝えてくれてます。

拝観料は大人800円。玄奘三蔵院公開時は1,100円です。小学生は300円。
入ってすぐの所には薬師寺伽藍図がありました。薬師寺もかーなり広いですね。
薬師寺は680年に天武天皇が皇后の病気回復を祈って造営されたお寺で、平城遷都後にこの場所に移転しました。
日本で初めて二本の塔を建てた独特のスタイルは「薬師寺式伽藍配置」と呼ばれています。

手を清めて行きましょう。まずは左手からやな。
ふっふっふ、作法をマスターした俺にもはや怖いものなど無いぜ。
作法を知りたい方はこちらを見てね。
東塔は改装中で2020年に落慶法要予定です

薬師寺で一番古い建物は東塔で730年に建立されたものです。
だが流石に傷みがひどくなったので、2020年まで解体修繕されています。

塔の周りには沢山の写真が貼ってありました。東塔各所の傷み具合を掲示されてます。
これは虫食いなどなかなか危ない状況になってますねー。

2020年の4月に落慶法要が行われる予定です。綺麗な姿が見れるのが楽しみですね!
色鮮やかな朱塗りが魅力の薬師寺西塔

金堂を挟んで東塔の正面にあるのが西塔です。こちらは1528年に焼失しましたが昭和56年に復興されました。
30年以上経ってるけど全然綺麗ですねー。面白いのが東塔より30cmほど高く造られたそうです。
長い年月で木が縮むのも計算されてるんですね。
国宝聖観世音菩薩がある東院堂

東塔から見て回廊の外にあるのが東院堂です。
こちらは700年初頭に元明天皇の冥福を祈って建てられたもので、鎌倉時代に再建されました。
中には国宝の聖観世音菩薩像があります。お美しい。
周囲には個人的に一番好きな仏像である四天王像が囲ってあります。四天王像は色んなお寺にありますが、どれも個性的で見てて面白いんですよね。
御朱印貰おうと思いましたが、こちらではなく大講堂に行ってねとの事でした。人によるのかな?
立派な佇まいに圧巻の金堂

こちらは正面にある金堂です。白鳳伽藍の美しさが全開の華やかさです。
1528年に焼失したものを再建し昭和51年に落慶されました。興福寺といいお寺は焼失の歴史でもありますのね。
おずおずと中に入りますと、ここにも国宝の仏像が安置されておりました。

こちら金堂には薬師三尊像が。これまたお美しい。グルグル四方から眺めて満喫しますよ。
左右には月光菩薩と日光菩薩。孔雀王の兄弟を思い出す。
ん?薬師如来像って薬壺を持ってるんじゃなかったっけ?と不思議に思い調べますと、壺を持っているのは平安時代以降なんですね。
こちらが制作されたのは白鳳期でした。なるほどなるほど。
一番大きい伽藍の大講堂

奥には金堂よりもさらに大きな大講堂があります。
こちらには重要文化財の弥勒三尊像と国宝の仏足石があります。
御朱印帳を渡して、書いてもらっている間にグルっと回って堪能しまっせ。
仏足石を拝見します。…うむ、なるほどわからん。国宝に指定されてるからには何かあるんでしょうが、大きな石?
パンフレットが販売されてたので購入しよう。
石にはうっすらと仏さまの足跡と銘文が彫ってありまして、それによると遣唐使によって伝えられた文面だそうです。
それを文室真人智努(ぶんやのまひとちぬ)の命で越田安麻(おだのやすま)や石手某麻呂らに造らせたものなんですって。
ほほー。詳しくは皆さんもパンフレット見て下さい、と丸投げ。
御朱印帳も書いて頂き大満足であります。

こちらは食堂。やだなー、しょくどうではありません、じきどうと読むんです。
案内板で「食堂あるのかー。お昼食べて帰ろうかなー」と思っていたのでがっくし。
中には有名建築家による現代的な空間になってるそうなんですが、この日は公開されてませんでした。残念。
写真で見たんですが、すげえ!見れないのまじ残念。
北には道を挟んで玄奘三蔵院があります。一度出て再入場しますよ。
刀剣乱舞好きの聖地でもある薬師寺

こちらには以前審神者の皆様が大挙した展示会がありました。

こちら「噂の刀展」です。多くの刀が展示されたのですが、一例を申し上げますと。
妖刀村正の初代から三代。長曽祢虎徹の興里と興正。
名刀和泉守兼定に新選組沖田総司の愛刀、加州清光。
坂本龍馬の愛刀陸奥守吉行に、伊達政宗の愛刀大倶利伽羅広光。
などなど。すっげええ。こりゃすっげええ。
かく言う私も刀好きのとうらぶ好きなんでこりゃたまんねえ。

前回の展示には全国津々浦々から審神者の皆様が集い、その熱狂ぶりはニュースにもなりました。

もう梅も三分咲きってとこでした。春には綺麗な道になるんでしょうねえ。

一番北には綺麗な玄奘三蔵院がありますが、公開されるのは年数回なんです。
こちらにはあの西遊記でお馴染みの三蔵法師の頂骨が納められているのです。すごい。
奈良の中心部からは少し外れた場所にある薬師寺ですが、すぐ北には唐招提寺もあります。
タクシーでもそんなにかからないので是非行ってみて下さいね。
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カフェや雑貨屋の営業時間や場所をまとめています
住所 奈良県奈良市西ノ京町457
番号 0742-33-6001
公式 薬師寺のホームページ
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