奈良町で人気の和菓子屋さんです。季節の生菓子を始め色々なお菓子をお茶と一緒に楽しめます●

価格お茶と生菓子のセット1000円●

営業時間9:00~18:00(年中無休)

場所 奈良町情報館から北側に道路を渡った所


 

この日は大阪からのお客様を奈良町に案内する日。

どこを案内したら奈良町を満喫してもらえるかなあと数日前から考えておりました。

地図を見てみたり、自分の行きたいリストを眺めてみたり。

その中で絶対行きたいよねと思ってたお店が一つ。

 

それがこちら「樫舎(かしや)」さんでございます。

 

奈良町の景色に馴染む風情あるお店

奈良町にめっちゃ馴染むこのお店は、江戸時代に建てられた建物をリノベーションされました。

しかし創業は2008年7月なので奈良町の和菓子屋さんでは若い方ですよね。

それでもこの老舗感。王者の貫禄すら感じまする。

お店はこちらです。

 

 

表にはお品書きが架かってました。

こちらは店内のカフェスペースで頂けるものです。

樫舎のおぜんざいが1000円。丹波大納言を炊き、上質の水で氷砂糖の蜜に一晩浸けたものでございまする。蓮と粟、きびのお餅が入ってます。

饅頭蒸しとお抹茶が1000円。丹波の山の芋と近江のじょうよう粉で仕上げた生地に自家製のアンコを包んだじょうよう饅頭を蒸し器でアツアツに蒸したものと抹茶のセットです。

他に季節の生菓子と抹茶か煎茶、コーヒーのどれかとのセットが800円となっております。

メニューがお上品でございます。どれにしましょうかしら、ホホホと心のマダムもはしゃいでしまう。

 

ガラガラっと扉を開けると土間があり、奥の調理場から出てこられて座敷に正座し丁寧に迎えてくださいました。

二階にどうぞと案内して頂き、靴を脱いでお邪魔いたします。

二階へは昔ながらの階段を昇ります。年配の方は気をつけてね、結構急です。

 

2階にはカフェスペースがあり和菓子とお茶が楽しめます

二階は真新しい雰囲気。4人掛けの卓が3台と2人掛けが1台あります。

僕は1階を見下ろせる場所に座りました。

 

上から見下ろしたらこんな感じ。窓際に見えるのは持ち帰り用のお菓子です。

左手に階段がありますよ。

見下ろしてるとひっきりなしに奥様方がお菓子を買いに来られるんです。

 

お会計用の札もおっしゃれー!

 

天井からぶら下がるのはお水取りに使われた松明です。

間近で見たことないんで大きさに驚きました。こんな大きいのを振り回すんや。

というかお水取りをまだ見たことがないのです。お水取りの日はお店で働いてたので、人がめっちゃ来るってのは知ってます。

ちょっとした事件レベルでお店に人が押し寄せるのです。有り難いけどおそろしや…。

奈良町周辺の年間行事・イベントスケジュールの一覧

 

まずは冷たいお茶を出してくださいました。

器も素敵やなあ。かわいいペアの器です。

 

ん?これは何のお茶やろ?不思議な程深い味わい。

聞いてみると一晩かけてゆっくりと煎茶を落として作ってるんですって。

は〜、お茶1杯に一晩かけるとこんなに味が変わるんやと感心。

 

窓から外の景色を堪能したり、買いに来たマダムを眺めてるうちにお菓子を持ってきて下さいました。

こちらは季節のお菓子と抹茶のセット。

まずは抹茶を一口。

 

おお、こんなに舌触りのきめ細かい抹茶は初めてかも。

最初は飲みやすい味わいで、飲み進めるとドンドン濃厚になっていきます。

明智光秀の3杯のお茶の話を思い出したよね。1杯で3杯分の感動を味わったよね。

 

こちらのお菓子は節分のお饅頭。上には〼マスの印があって、益々・増々と縁起の良い。

もっちりしたお餅の中にあんこが入ったシンプルながらも鉄板のお菓子。

こしあんの上品な甘さと抹茶の程よい渋みが見事にマッチします。

わかりやすく言うなら7SEEDSの涼と安居ね。

 

 

こちらは煎茶のセット。

こちらは和食器ながらも洋食器なデザインって感じでかわいいですね。

 

お茶の淹れ方のマニュアルも下さいます。

大体3杯から4杯くらいは頂けるそうですよ。

香ばしい風味が存分に楽しめるお茶でした。

 

こちらは椿餅です。

舌触りの心地良いお餅を椿の葉っぱで挟んであるのです。

椿餅の歴史って長くって、日本最古の餅菓子なんですって。

紫式部の「源氏物語」にも登場します、当時の貴族のお菓子なんです。

 

もちろんお持ち帰りも出来る職人技の綺麗な和菓子達

こちらは持ち帰りのお菓子の見本です。

右のは「おちょぼ」という和三盆のお菓子で1,000円です。

左は生菓子の詰め合わせで2,000円です。この時は2,000円だったけど、季節によって変わるのかな?その辺はお店で聞いてみてね。

 

生菓子達。300〜400円程でした。左から吉野の極上葛を使用した葛菓子、じょうよう饅頭、椿餅、富良野産の百合根と砂糖のみで作った百合根きんとん、節分、彩綺麗な東風はアンコ玉に丁寧にそぼろを巻きつけたお菓子。

どれも見た目がまず美しい。目で楽しみ舌で楽しむ和菓子の醍醐味ですよね。

 

干菓子もありますよ。

こちらは「小種」という近江の餅米と和三盆の蜜だけで作ったお煎餅です。

大きい「大丸武蔵種」という直径18cmのお煎餅もあるんですよ。

 

夏にはかき氷も楽しめます

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夏にはかき氷も楽しめます。

こちらは極上のあんことわらび餅のかき氷です。

1杯1400円とかき氷にしては高いかもと思われるでしょうが、樫舎さんのかき氷は絶品なので満足されると思います。

奈良町の夏はかき氷が大人気です。

詳しくはこちらを御覧下さいませ。

【奈良町】大人気!奈良町のかき氷巡り11杯目【ならまち】

 

いかがでしょう?

奈良町を満喫出来るオススメのお店です。

予約すればカウンターで作ってらっしゃる所を見ながら楽しめるコースもあるんですって。

是非見てみたいなあ。

 

 

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でた

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カフェや雑貨屋の営業時間や場所をまとめています


店名 萬御菓子誂處 樫舎

住所 奈良県奈良市中院町22−3

番号 0742-22-8899

公式 樫舎さんのホームページ

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