
まとめ奈良町周辺にて寄席文字を使った雑貨の移動販売をされています●
価格ポチ袋100円、バッジ500円など●
営業時間 出張販売もされています●
場所 奈良町周辺で運がよかったら出会えます
奈良町周辺をウロチョロしてますと、時折お見かけしておりました。
町中で一際目立つあの存在。
気になるあの人にいま、会ってきました。

こちら「まるや」さんです。
素敵な笑顔!
この小さくてかわいいお店。インパクトはメジャー級。
お店の名前の由来は御縁=えん=円=まる→まるや、だそうです。
お店はこちら!
…は今回ありません。だって移動販売車なんですもの。

自転車に荷車をくっつけてらっしゃるのですね。
引くのではなく押す形の車ですので、遠くからやって来られるのを見つけると、店長さんより先にお店が目に入るのもインパクトをより強くされてます。

縁起雑貨Lucky Calligraphy。寄席文字を雑貨にされているのです。
書いてらっしゃる橘右佐喜さんは店長さんのお母様だそうです。
※以前は「お祖母様」と書いてたのですが、再度伺った所「お母様」の間違いでした…。
訂正してお詫び申し上げます。お母様すみませんでした!
寄席文字はその名の通り、寄席のビラや千社札に使われる文字です。
特徴としては文字の線が太く隙間が少ないという事ですね。これは大入りという縁起を担ぎ、隙間が無い=空席が無いという事なんですって。

鶴と亀。亀仙流の道着も寄席文字っぽいよね。
橘流は寄席文字の家元です。大正時代に廃れてしまい寄席文字は見られなくなったのですが、橘流創始者の橘右近によって再度復興の為創設されたのです。
そしてビラ文字を寄席文字として地位が飛躍的に向上したそうです。
今じゃすっかり寄席の情緒を醸し出すシンボルとして愛されてますもんね。

絵馬が1,500円、ひょうたんが1,000円、祝箸が500円、バッジが500円。
バッジは楽・笑・福・夢叶などの幸せ間違い無しの文字が入ってます。

下にはマグネット500円やポチ袋100円、祝儀袋300円、年賀状100円などなど。
木製のストラップ500円もありました。
このご祝儀袋で頂くと目出度さも5倍増しです。

商売繁盛の絵馬はお店やってる友達にあげたいなあ。
バッジは奈良の工芸品である麻布を使用してあり、手触りも気持ち良いのです。
台の板を持ち上げると中はストックボックスになっていました。
なるほど、考えてあるなあ。
店長さんも縁起物を売るのにぴったりな物腰の方で、ちょっとお話しただけで人柄を好きになりました。
写真にも気さくに応じて下さり、ブログへの掲載もどうぞどうぞと即答で仰って下さいました。
今じゃすっかり有名になり、町で出会うと良い一日になるというジンクスも聞くようになったそうです。
店長さん自身が縁起物になるという、刹那の「俺がガンダムだ!」のような状態になっておりますね。

買い物すると袋にレンコンのハンコを押して下さいました。
レンコンも穴が空いていることに掛けて、先(将来)が見通せるという縁起物ですよね。
こういう心配りが嬉しいなあって思います。

僕が今回購入させて頂いたのはこちらの「夢叶」バッジの黄色バージョンです。
これをカバンとかに付けて、夢が叶うように頑張ろうと自分を鼓舞しようと思います。
おまけに下さったのは縁結びにと五円玉のお守りです。
嬉しい!
ほんと幸せな気持ちになる縁起物のお店だと思いました。是非遠くに見かけた時は全力で走って追いかけて、買い物して下さいませ。
↑奈良町(ならまち)のお店の情報をまとめてます
カフェや雑貨屋の営業時間や場所をまとめています
店名 まるや
住所 なし
番号 なし
関連記事

移動販売といえばきたまち豆腐さんも有名ですよね。まるやさんときたまち豆腐さんは移動販売でばったり出会った事もあるんですって。