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タイトル「奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。」
税抜き1400円
先日、小西さくら通りの啓林堂さんに行ったんです。
実用書の棚の平積みを
「もしドラの続編出たんやー」
とか思ったりしつつ見てたんです。
そしたら!
「奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。」
「中川政七商店 十三代 中川淳」
僕の敬愛する中川淳社長の本が平積みされてるじゃないっすか!
どんなけ敬愛してるかと言えば、こちら!
テレビ東京のビジネスオンデマンドに加入してるんで、社長が出演されてるカンブリア宮殿は何回も観ました。
もうね、ファンなんです。
まじかー!って言いつつもちろん買いましたよ。もしイノもついでに買いましたよ。
とても面白かったんで、紹介したいと思います。
粋更や日本市とかのお店に行く時にも、違った目線で見れて面白いよね。
税抜き1400円也。
中川淳社長はご存知中川政七商店の社長さんです。
富士通で勤められてから、後を継ぐ為戻って来られたんですが、老舗の技術集団が陥りがちな経営体制のずさんさを痛感されます。
そこで様々な経営改革をされたんです。この本はその経営戦略や、新たなブランドコンセプトなどを記されています。
そこには長年勤めてらっしゃる職人さんからの反発や、社内の混乱もあった事でしょう。
それでも社内一丸となる様まとめられて、見事中川政七商店を全国区のブランドへと伸し上げられました。
本には商品の写真も沢山掲載されてます。
ブランドコンセプトを理解して商品を改めて見ると、色々発見もあって面白いです。
経営戦略の解説も、図解がされてて非常にわかりやすくなってます。
ブランド構築、ショップ運営などの具体的な事項を、経営ビジョンから事業計画まで簡潔に説明されてて勉強になりました。
なるほどなー。
また、巻末にはデザインディレクターの西澤明洋さん、デザイナーの小泉誠さん、コンセプターの坂井直樹さんとの対談などもあり、読み応え抜群の内容。
日本市に触れられてないので、あれ?って思いつつ。
読み終わってから出版日を見たんですが、新刊ではないんですね!
2008年初版の2015年第6刷でした。
旧作を平積みにするとは、啓林堂さんやるな!
これからも面白い本を紹介して下さい、バンバン買います!
これがリアル書店の醍醐味やでー。
いつか社長にこの本にサインしてもらうのがわしの目標でおま。