癒やしの空間で癒やしの定食が頂けるお店です●
価格 朝ごはん550円〜 昼ごはん1,250円〜●
営業時間8:00~18:00(水曜日定休日)●
場所 吉田蚊帳さんの交差点を南へ。ならまちの南側
16時間断食をご存知でしょうか?
最後の食事から16時間は水分のみを摂るというプチ断食なのです。
これをすると胃腸が休まって体の調子が良くなって、ダイエットにも効果的なんだそうです。
大体食事の消化には8時間かかるんで、ちょいちょい食事してるとお腹は働きっぱなしなんだって。
で、やってみたんですが…これきっついのね!
夜中の空腹はんぱねえ。普段どんなけ食べてるねん。
プチ断食して食事を我慢した翌日の朝ごはんは優しい系がいいらしい。
そうなると、あそこだな!
ならまちに優しい系朝ごはんを食べに行こう
こちらは複合施設「鹿の舟」にあります食堂「竈(かまど)」さんです。
鹿の舟は奈良町南観光案内所が中心となり、人気のお店「くるみの木」さんがプロデュースされた奈良町の振興を目的とした施設なのです。
施設内には竈の他に、カフェの囀(さえずり)や案内所の繭(まゆ)などがあります。
施設内はこんな感じで、この奥が囀の建物です。
敷地内には畑もあって、自前の野菜も栽培されてるのです。
朝訪れるとわかる。めっちゃ癒やされる…。
すぐ横は国道なので喧騒もあるはずなんだけど、全く気にならなくなる不思議。
メニューはこちら。
朝ごはんは竈の朝ごはん550円と大和の朝ごはん1,050円の2種類です。
竈の朝ごはんは季節のおかず、生卵、主役の竈ごはん、お味噌汁、お漬物のセットです。
大和の朝ごはんは奈良の食材「大和丸茄子」や「黒滝蒟蒻(こんにゃく)」などを使った朝ごはんです。
お昼ごはんも紹介すると、
大和牛、奈良の豆腐、大和麸を使った肉豆腐定食が1,680円。
ヤマトポークで作った野菜の肉巻き定食が1,450円。
蒸した蓮根を香ばしく揚げた蓮根饅頭を使った蓮根まんじゅうの生姜あん定食が1,380円。
大和々茄子に自家製田楽みそを添えた大和丸茄子の田楽定食が1,250円。
となっております。
どれも地産地消にこだわったこだわりのメニューですねえ!
店内は本当に落ち着いて食事が出来る素敵空間なのです
店内の家具がナチュラルテイストで素敵。
なによりカウンターもテーブルも手触りがめちゃめちゃ良いのです。
テーブルは4卓とカウンターはL字で椅子もたくさんありました。
定食にちょっと追加したいなーっていう時には「ご飯のおとも」がたくさん用意されてます。
大和牛のしぐれ煮が350円。卵焼きが250円。
山椒の実入り じゃこ煮が150円。椎茸の佃煮が100円。
吉野梅の梅干しが100円。菊芋の奈良漬けが100円。
たまごかけご飯用の卵が100円です。
お昼には別で天ぷら5品620円、3品390円もありますよ。
注文はそれぞれ入り口の食券機で購入します。
店内のカウンターとテーブル、それに椅子も吉野桧を使用されてるんですね。
道理で気持ち良い手触りなわけだ。
吉野は奈良の南半分を占める地域で杉や檜の栽培が盛んな地域です。
吉野桧は色艶も良く光沢もあり、数ある桧の中でも全国的に人気なんです。
今日のお米は奈良田原本の浅井農園で作られたのなんですね。
ほんと地産地消に拘ってらっしゃるなあ。
この大きい竈でご飯は炊かれます。
もちのろん、薪を使う窯ですよ。
と言いつつ、薪を使った竈のご飯って初めてかも。楽しみ。
店内からほげーっと外を眺めた様子。
めちゃめちゃ落ち着くなあ。
有料駐車場も広いのでここから奈良町巡りに出発するのもアリだと思います。
店内には物販コーナーもあります。
お店でも使われてる奈良の御所市で作られた片上醤油もあるんで気に入ったらお土産に是非。
他にはめんつゆや麸、お茶なんかもあって予想以上に品揃えが豊富。
吉野杉のお箸は触り心地がめちゃめちゃ良かったのでオススメです。
お値段も800円とお値打ちですね。
大和の朝ごはんを頂きました
注文して間もなく持ってきて下さいました。
こちら「大和の朝ごはん」セットでございます。
いいねえ。断食後にこれ以上のご馳走はないよねえ。
こんにゃくの田楽は味噌の甘みにびっくりです。すげえ美味しい。
黒滝蒟蒻は吉野の名物なんです。
普段のこんにゃくとの食感の違いに驚いて下さいな。
真ん中のは吉野葛蒟蒻の酢の物です。
お酢ってあんまり得意じゃなかったんですが、食べ終わった後に全部飲んでしまう美味しさでした。
最初はこんにゃくが何かわからないくらいの食感でびっくりです。
左は山芋のとろろです。
これが美味かった。すごく美味しかった。
こんな美味しいとろろは嘘偽りなく初めてですよ!
大和丸茄子の揚げ浸しは生姜と絶妙な相性で、ご飯と一緒に食べた時の幸福感。
口に入れるととろける食感です。
お漬物は奈良漬けときゅうりと白菜の浅漬けでした。
程よい強さの奈良漬けがうんまい。美味いしか言ってないが美味い。
お味噌汁も感動もので、入ってるでっかい麸が美味しいのよ。
これ1杯でご飯1杯いけました。
ご飯が主役に偽り無し!
ホクホクでお米の一粒一粒をしっかり感じるのね。
とまんねえ。
おかわり自由なので、卵を追加注文して卵ごはんを頂きました。
とろろも半分残してたので上からかけてね。
うめええぇ。
これは美味しい!
幸せを噛み締めて頂きました。
こちらは出て左手にある奈良町南観光案内所「繭」です。
この趣きのある建物は大正初期に建てられたものです。モダン。
中には展示室や読書室もあるんですよ。
ここで情報を集めてならまち巡りに出掛けましょう。
シェア自転車もありますよ!
↑奈良町(ならまち)のお店の情報をまとめてます
カフェや雑貨屋の営業時間や場所をまとめています
店名 鹿の舟 竈(かまど)
住所 奈良県奈良市井上町11
番号 0742-94-5520
公式 http://www.kuruminoki.co.jp/shikanofune/kamado/
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