奈良公園飛火野にて鹿寄せを見てきました●
価格 無料●
営業時間 9:00~15分程度(土日祝のみ)●
場所 春日大社飛火野。一の鳥居より東へまっすぐ進んだ所
伝統行事「鹿寄せ」を御存知ですか?
奈良公園敷地内にあります春日大社飛火野にて、この時期は毎年「鹿寄せ」が行われます。
なんと100年以上も続いているそう。伝統行事なんですね。
鹿寄せとは、ホルンで鹿を呼び寄せて、餌をあげるというものです。
パズーみたいなものかな?と思われた貴方。
だいたい正解です。
2016年の夏の鹿寄せは、7月16日から8月28日までの土日祝日の朝9時から始まりました。
2017年の夏の鹿寄せは、7月16日〜9月24日まで。ちょっと延びましたね!
大体時間は15〜30分程。
場所は飛火野(とぶひの)という場所で行われます。
とびひの、とも読めるそうです。
「春日野の飛ぶ火の野守出でてみよ今いくかありて若菜摘みてむ」と万葉集の歌枕にもなっとります。
詳しい場所はこちら。
冬にも鹿寄せはやってらっしゃいます。
2月〜3月にあるそうです。詳しくはHPを見て下さいまし。
夏の鹿寄せを見てきました
春日大社の一の鳥居前からずっと東に進んで下さい。
写真撮り忘れたから春に撮った写真ですみません。
朝の散歩にもここは超オススメです。
この道をずんずん進むと、
おお、9時前ですがもう人が随分集まってますね!
朝と言ってもあっついので帽子などの日除け対策をした方が良いですね。
木陰も沢山あるので、気分が悪くなった時は無理せずに!
始まる前にまずは解説して下さいました。
鹿寄せをされるのは「奈良の鹿愛護会」のみなさんです。
鹿寄せはホルンで鹿を呼び、どんぐりを配り、食べると皆元の担当エリアに戻っていくというものだそう。
奈良公園周辺には現在1200頭程の鹿が生息していますが、そのうちの100頭程が集結したらいいなあという事です。
今年生まれた子鹿も沢山やってきます。
子鹿を触ろうとすると、親鹿が怒るんでお気をつけて。
鹿せんべい屋さんも野球の売り子さんみたいにおられるんで、やってきた鹿に観客も餌をあげる事が出来ますよ。
募金も募ってらっしゃいます。
この募金にて怪我をした鹿の世話をされてますので、この機会に是非是非宜しくお願いします。
僕も働いてるお店でも募金をやっているのです。
鹿寄せの動画も撮ってきました
さてさて、鹿寄せが始まりました。
ホルンの低く太い音が周囲に鳴り響きます。
周りの鹿は無反応…。
のんきに芝生をハムハムと食してたり。ボケーッとふらついてたり。
ん?あれ?失敗?と僕が若干不安に思ったその時!
興奮の余りカメラのブレがひっどいです。前のおっちゃんの頭がちょいちょい画面に入ります。
申し訳ありません…。
躍動感のある鹿の群れにみなさん興奮。
わしも興奮。うおぉ。
後ろで聞こえるおばちゃんのコメントがオモロイ。
「むこうで檻に閉じ込められてんちゃうん?笑」
バンビってあんな軽快に飛び跳ねて走るんですね!めっちゃかわいい。
立派な角の生えてるリーダーの貫禄っぷりがやばいです。
沢山の鹿が集まってきました。
奈良の鹿は野生の動物なのですが、ここまでしつけ出来ているとは…!
集まってきた鹿とふれあいタイム。
みなさん写真を一緒に撮ったり、鹿せんべいあげたり。
鹿も慣れたもんで、イベントをテキパキこなすアイドルの様。
鹿は色々口にするので、変なものは与えないでね!
遠くから全体を撮った写真。
地元の方達より、観光客が大半でした。
みなさん朝から見に来られてるんですね。
僕はこの後、ほうせき箱さんの予約へと走りました。
終わってから行くと丁度良い時間なので、合わせて是非。
あと、この時期は興福寺にてバンビがたくさん見れますよ。
柵越しなので触ったりは出来ませんが、かわいい姿を見る事が出来ます!
奈良は年中いろんなイベントが開催されております。是非こちらもチェックして奈良観光を充実されて下さいませ!
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カフェや雑貨屋の営業時間や場所をまとめています
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